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今回は『他の習い事と両立できるのか?』について書いてみたいと思います。


結論から言うと、両立可能です。

勿論、試合が年に数回あるので、他の習い事がスポーツ系で試合と重なった場合はどちらにいくのかを選択する必要がありますが、剣道の試合は基本的に個人戦の為本人が試合に出るかどうかを選択する事ができます。


前回はメリットについて詳しく書いてみました。

今回はデメリットについて書いてみたいと思います。


1道具が高い 

・・・福木剣友会は貸出しを用意しています。サイズが合えば購入しなくても大丈夫です。

すべてを1から全てを揃えるとなると、高いかと思いますが、メルカリなど、中古も手軽な値段で購入できる物もありますが、はじめは貸出ので十分だと思います。

竹刀は1本2,000円程です。入会時には1本竹刀をプレゼント☆

竹刀は武道具店で1,800円~2,500円程度で購入できます。



2 荷物が多い

・・・毎回自分の防具を自分で持って行き、持ってかえります。

自分でできる!力が養えます。

 

3 打たれるのが痛い 

・・・最近の防具は、薄くて柔らかくて衝撃を吸収する素材なので、基本的には痛くありません。 とは言えど、防具の部分を外され打たれると痛いのは確かです。

ただ、骨が折れたりなどはないので、大きなけがをすることはありません。

生身を打たれると、軽い打ち身程度にはなりますが、2,3日で回復します。 子ども同士であればそれほど力はないので、ケガについては大きな心配はしなくていいでしょう。


4 防具がくさい

・・・防具は基本的には洗えないので、においは強くなります。今では、剣道用の消臭スプレーもあるので、だいぶ匂いは抑えられます。

終わったら汗などを乾ぶき スプレーをかける 汗をかいた防具を陰干し 風通しの良い日陰の場所に保管 これだけでも、全然違います。



 5 稽古がきびしい

・・・剣道=怖い先生がいて、厳しい稽古そんなイメージがあるかもしれませんが、福木剣友会では子ども達が互いに高め合い切磋琢磨できたら良いと考えています。

冬の寒い中も暑い夏も自分自身に打ち勝つと言う意味では厳しいかもしれませんが 、子どもが萎縮してしまうような指導はしておりません。



☆剣道を習わせようか(習おうか)悩んでいる方に少しでも剣道について知って頂きたいとの思いで書いています。  

前回の3つの効果をより具体的に10個に分けて解説しています。


1礼儀礼節を学べ身につけられる

・・・古来からの礼の作法は、剣道にも根強く残っており、 稽古のはじめと終わり ・試合のはじめと終わり など、相手への敬意も込めて必ず礼をします。


2 日本文化を学べる 

・・・剣道には細やかな部分に日本文化の原要素となった教えが色濃く残っています。 このひとつひとつを学び修練するのが、剣道です。 日本人として、大切にしたい日本文化を剣道では学べます。


3体幹が鍛えられる 

・・・竹刀を振る(腕力)・ 重い防具を付けて素早く動く(脚力)竹刀を構えたり立ち居振舞いを通して、強い体幹が鍛えられます。 剣道に問わずスポーツ全般同じですが、体幹の強さが最も重要な要素です。 体幹とは、胴体の中の筋肉(インナーマッスル)の事です。

 剣道では、腹から大きな声を出して、振った竹刀の遠心力を体で制御するので、自然と体幹が鍛えられます。そして、試合で勝つには瞬間の技を出すことが求められるので、瞬発力も身につきます。


4体格差を覆す方法がある

・・・剣道は柔道と違い、体格差の階級はありません。

 小学生の試合は、団体戦・個人戦ともに男女合同の試合が多く、ほかのスポーツからすると少し異色に感じられるかもしれません。  

中高~一般にかけて試合では男女別になりますが、段審査は男女合同です。

特に女の子は(今の時代は男の子もかもしれませんが)護身に役立つのではないかと思います。


5脳によく頭が良くなる 

・・・竹刀を持つ手(手の内)は、要所要所で力の強弱を使い分けます。 

最近よく聞くモンテッソーリでも、小さな子どもは指先を使い、自分自身の身体能力を発達させる為に指先を使い脳を鍛える為にいたずらと思うような行動をします。いたずらではなく本当に大切な遊びなのです。

同じように、剣道も手の内で竹刀を使うので子どもの脳が鍛えられます。左脳で相手を論理的に分析しながらも思い通りにはならず。 右脳で感性(ひらめき)だけでも相手を追い込めず。 ぶんせき=ひらめき の両方が、バランスよくあってこそ、勝利の道は開けます。 剣道には右脳と左脳、それぞれを鍛える要素があります。


6感性が磨かれる 

・・・右脳と左脳どちらも大事ですが、どちらかというと子どものうちは右脳が大事です。 右脳とは、感性をつかさどる部分です。

何か自分自身にトラブルが起きた時に時に、いかに分析力があっても解決はできません。 分析力をもとにした『ひらめき』こそが、大事なのです。

そして右脳を鍛える=感性を磨くのは、子どものうちだけだと思っています。 子供の剣道は、ひらめきとひらめきの勝負です。 剣道の勝負を通して、感性とひらめきが磨かれます。


7状況判断能力が鍛えられる 

・・・剣道は、瞬間の勝負です。 剣道においては子供でも、1秒が長い時間です。 面などの部位を打つ時間は、0秒台前半。気を抜く暇はありません。 瞬間の勝負の真っ最中に、ゆっくりとは考える時間はありません。 こうした環境に身を置くので、自然と頭の回転の速さが鍛えられます。

数あるスポーツの中でも、0.1秒台の速さは最速の部類に入ります。 待ってはくれない中で、頭をフル回転しながら全力で体を動かすのは、子供にとってはかなりのトレーニングになります


8集中力が鍛えられる 

・・・先ほど、状況判断能力が鍛えられる内容を書きましたが、気を抜けばすぐに負けてしまう状況に身を置くことで、気が抜けなくなります。 すなわち、集中力が身につきます。 集中力を磨くには、集中を切らしたら命取りになる環境に身を置くのが一番効率が良いです。

剣道は個人技で、常に相手と対峙し過酷な状況だからこそ、集中力が鍛えられます。


9心が鍛えられる

・・・今までのすべてをまとめて、体だけではなく心が鍛えられ、中身が磨かれます。


10 自己解決能力がみにつく

・・・  中身が磨かれると、子供は少しずつ自立にむかいます。

自立=自己解決能力です。

自分で自分の問題を、積極的に解決できるようになります。 


最終的に、剣道を通して子供が心と体と鍛え、日本文化を体得するのが剣道を習う最大のメリットです。


剣道を習わせようか(習おうか)悩んでいる方に少しでも剣道について知って頂きたいとの思いで書いています。


剣道には、3つの効果があります。 

☆身体が鍛えられる 

☆心が鍛えられる 

☆日本文化を体得できる 

武道(剣道)は、日本古来の精神を今に伝える貴重な日本文化のひとつです。

 スポーツでも心と体は鍛えられますが、剣道ではさらに日本文化もプラスして学べます。


次のブログでは、より詳しく10個に分けて解説しています。



まだまだ、体力も戻ってくるには時間がかかりそうですが、体力作りと技を磨く為にも地稽古もしました。

けんどう  じげいこ

剣道の地稽古とは

一種の試合稽古のようなものです。ただし、試合と大きく違う点は、勝敗がないことです。従って、試合をさばく審判もいません。お互いにこれまでの稽古で培ってきた技を出しあい、お互いの技術を磨き合うのです。 練習メニューの中で地稽古には大きくわけて2種類あります。1つは、お互いに対等な立場にある者同士の地稽古で、もう1つは師弟関係にある、指導者と学ぶ者の関係にある者同士の地稽古です

6月21日から緊急事態宣言が解除され、学校体育館の利用停止も解除されたので、6/24から稽古が再開されました😆


久しぶりの剣道の稽古、再開を待ち望んでいた子ども達はとっても嬉しそうに

していました。


7月には2年ぶり?くらいの試合があります。

どこの剣道クラブも満足に稽古ができていない状態だけど、、、

子ども達に試合をさせてやりたい!との保護者の強い思いで

いろんな対策をして開催できるようにしようとしています。


試合まで数回しか稽古はないですが、それぞれが自分の今の力を精一杯出しきり、試合を楽しめたら良いなと思っています。